職場で目を合わせるとすぐ目をそらしたり、話していても目が合わない人はいませんか?
「ちゃんと話を聞いているのかな?」
「私なんか悪い事でもしたのかな?」
と不安になる人もいますよね。
ですが、この目を合わせない人はある一定の気持ちか心理から目を合わせない様にしているんです。
今回は、
- 職場で目を合わせない人はなぜ目を合わせないのか?
- 目を合わせてくれない人と上手く付き合っていくにはどうしたらいいのか
を紹介します。
目を合わせない人を
「人見知りだから」
だけで終わらしてしまうのは、お互いに理解し合えた良い関係性とは言えません。
当記事を見てより良い関係性を目指してみましょう。
1.職場で目を合わせない人の特徴
(1)人見知り
一番多いのは人見知りです。
そもそも人見知りの人は、人と話だけでもハードルが高い目ですが、目を合わしながらとなるとかなりハードルも上がってしまいます。
単に目を合わせるだけでも慣れていない人は緊張してしまいますよね。
また人見知りの人は奥手な人が多いので、人間関係や友好関係の人にも慎重な傾向があるので、自分から主導的に人と交友を持つという事はあまりないでしょう。
話しかける側としては、相手の気持ちを順守して、不快にさせないエスコートが大切です。
※プライベートなどの話をずけずけ聞くのは非常に嫌がられるので注意しましょう。
(2)自信が無い
自信が無い人も話をしていても分かるかと思いますが、目を合わせません。
何処かいつも下向き加減で何をいうにしても自信なさげな人は、もちろん目を合わせてくることも少ないです。
業務を一緒にしていても、自分に自信が無かったり、ネガティブに考えてしまって面と向かって相手と話をするのが難しい人もいます。
(3)プライドが高い
プライドが高い人も実は目を合わせて話をしてきません。
自分に自信が無い時であったり、業務などで断言できない様な内容の場合、自分の無知さが知れ渡ったり、自分の能力の低さがさらされない様に目線をそらす時があります。
なので、自分に自信のある内容の時はしっかりと目を合わせてきますが、自分の得意分野ではない時は目線は合わせてこないでしょう。
おおまかには上の様な人が上げられますが、職場には、同僚や上司、異性の方もいますよね。
様々な立場や人によって目を合わせない心理が違ったりもします。
ここからは細かく目を合わせない理由を見ていきましょう。
2.立場によって違う目を合わせない理由!
(1)同僚編
①後ろめたいことがあり目を合わせたくない
何かしらの秘密をしていたり、嘘をついていたりするとその人と距離を取ったりなるべく話さない様にする時があると思いますが、そういう時はもちろん目を見て話をすることが出来ません。
無意識に心理を悟られない様に目を合わせない様にしてしまっています。
②そもそも相手のことが嫌い
職場であれば嫌いであっても毎日顔を合わせないといけない人もいますよね。
相手のことが嫌いであれば、自然と業務以外の話はしなかったり、接点を極力避けたりしますが、話す時も目を合わせてこないでしょう。
自分がそんなに嫌悪感を感じていなくて相手が自分の事を嫌っているケースは大いにあるので注意してください。
③必要以上に話したくない
職場とプライベートを完全に仕分けている人に多いですが、職場の人とは最低限の接点で、交友関係も持たない人は話すことが少ないのは当然のことですが、相手の目を見て気持ちを伝えようともせず、合理的に伝えないといけない事だけを伝えれたらそれでいいというパターンです。
自分のプライベートについては、公表したくなかったり、必要以上に知られることが嫌という内気な人に多いです。
誰に対しても同じ様な対応なので、「自分の事嫌いなのかな?」という心配はする必要が無いです。
(2)異性編
異性と話す時に目を合わせない特徴として、緊張するから目を合わせないという理由が多いですが、この緊張にも2パターンあります。
それぞれ見ていきましょう。
①異性と話すのが苦手
恋愛に消極的だったり、異性と話すことが少ない環境で育ったり、異性と話す事がほとんど無かった人は異性と話す時に必要以上に緊張したり、もじもじしたりと慣れが無いので上手く話せません。
異性がいる場では無口になってしまったり、話していても
「この会話の内容についてはどの返答が適切なのか?」
という感覚で話をしているのでどこかぎこちなく、その緊張している雰囲気は話していればすぐ分かってしまいます。
目を合わせるのも、確実に緊張するので目を合わせることは無いでしょう。
②好きなのがバレたくない
職場に好きな人がいればその人の行動を目で追ってしまうという事はある事かと思いますが、急にその好きな人に目を向けられると思わず目線をそらしてしまうという事があります。
二人で面と向き合って話す時に、変に目をそらしたり、顔が赤らんだりしていれば、ほぼ確実にあなたのことが好きなのを隠しているケースでしょう。
(3)上司編
①他の業務で忙しい
上司にもよりますが、非常に忙しくて他の事を考えながら部下からの報告を聞いたり、違う仕事をしながら部下とのやり取りをする人もいます。
部下からすれば
「あんまり相手にしてくれないな」
「話をちゃんと聞いてくれない」
という風に思いがちですが、目こそあなたの方を向いていませんが、耳はあなたの声に傾けているというパターンでしょう。
目を合わせてくれないかどうかが確かめたい時は、上司が暇そうな時や時間に余裕がある時に報告してみればしっかりあなたと向き合って話をしてくれるでしょう。
②人に関心が無い
必要以上に話したくないという人に類似していますが、人に関心が無い人との違いは、プライベートにも職場にも人との接点を最小限にしているところです。
必要以上に話したくない人であれば、一部仲良くしている人の話などをすると意外と食いついてきますが、人に関心が無い人はどんな話をしても基本的に食いついてきません。
話していても目を合わせてくることもないので気にする必要は無いでしょう。
③気付いていない
話していても目を合わさない、もしくは目を合わした方がいいという事に気付いていない人もいます。
よそ事を考えていたり、あなたの話に集中していなかったりすると目を合わせた方が良いと思っていないどころか、話しかけられているところに気付いていない人もいます。
(4)部下編
①上司が怖い
部下が目を合わせなければ自分が怖がられていないかは少し自分を見つめなおした方が良いこともあります。
相手にとって怖い上司という風に見られていると、
「報告したら何て言われるだろう」
「話しかけるのが怖いな」
という風な感情を抱かれていると、報告をしている時にも挙動不審であったり、あなたの目を見ずに報告をしている時もあるでしょう。
怖がられているのであれば、報告を徐々にしなくなる時もあります。
怖がっている部下との関わり方は改めて考えて直してみましょう。
②悩みがある
職場で業務をしていても、どこかスッキリしなかったり、心にかかる様な事があれば、あなたと話していても晴れ晴れとした顔で業務をしていなかったり、話していてもどこかテンションも低く、目も合わせてくれない時だってあります。
そういう時は
「なんかあったの?」
や相手が相談したくなるような聞き方をしてあげましょう。
2.職場の目を合わせてくれない人と上手く付き合う方法
(1)普段通り接する
目を合わせないと言ってもいろんなパターンがあります。
あなたが対応を改めるべきパターンと別に気にしなくてもいいパターンがあります。
何度か話して相手が目を合わせない理由がすぐに分かるかというとそうでもありません。
どちらかというとあなたが気にしなくていいケースの方が多い時もあります。
そういう時は特別変わったことはせず、普段通りに接するのも一つのやり方です。
突然あなたの接し方が変わるも相手側からしても違和感があったり、変に勘ぐられたりする時もあります。
自然体でいるからこそ、普段通り変わらず接する事が出来ることもあるので、普段通り接しましょう。
(2)直接理由を聞いてみる
目を合わせない理由を聞いてみましょう。
この場合は、普段から目を合わせない人にはなかなか言いにくい部分がありますが、仲が良かったのに急に目を合わせなくなった場合は、直接聞いてみることも出来ると思います。
「どうかしたの?」
と優しく聞けば、親しい中であれば、確実に目を合わせなくなった何らかの理由があるので、聞いてみましょう。
(3)嫌われてそうな時は距離を取る
明からに話していてもそっけない対応であったり、周りの人には普通なのに自分だけに対応が雑だったりする場合は、嫌われているか何らかの嫌な想いをさせてしまっている場合が多いでしょう。
そういう時は、仲良くしたい場合は別ですが、関係性が悪くても気にしないのであれば、距離を取りましょう。
無理して仲良くなる方が仲良くなるまでのストレスもかなりかかりますし、職場はあくまで仕事をする場所なので、仕事をする上での最低限のコミュニケーションが取れているのであれば問題ありません。
無理して仲良くなる必要はないので程良い距離を取っておきましょう。
ちなみにですが、距離感が分からないという人にはこの 【「ほどよい距離」が見つかる本】がオススメです。興味のある方はこちらも見てみて下さいね!
以 上