「悪いけど君名前何て言うんだっけ?」
そんなこと言われたことないですか?
いくら入社したてとはいえ、自分の名前を覚えてもらっていないのはショックですよね。
更にショックを受けるシチュエーションは、新入社員でまとまって社内研修などに廻った際に、ある同期は名前を覚えてもらっているが自分は覚えてもらっていないというパターンが一番きついですよね。
何が違うか分かりますか?
「あいつは目立つから」
「あの子は先輩に媚びってるから」
などそういう理由をつけたくなりますが、名前を憶えてもらっているか覚えてもらっていないかだけの話で済むならいいですが、名前を覚えてもらっているだけでかなり大きな差が出てきます。
いつの間にか同僚に差をつけられる可能性もかなり高いです。
今回はどうすれば名前を覚えてもらえるのかを紹介したいと思います。
1.名前を覚えてもらえる人との違い
自己紹介をした後であれば、直後は名前を覚えますが、少しの期間で忘れられてしまいます。
なので、ただ自己紹介をするだけでなく相手の印象に残る様な工夫が必要です。
(1)自己アピールが上手い
一言で表現するなら圧倒的に名前を憶えてもらえる人は自己アピールが上手です。
分かりやすく表現するなら「自己紹介で毎回笑いを取る」や「自分の特徴」を的確に表現していきます。
(2)容姿がいい
皆さんも分かると思いますが、イケメンな男子、可愛い女子は「名前何だろう?」と思いますよね。
仮に女の子でかなりメイクでカバーしているようでも最初の印象は確実に可愛い方がいいに決まっています。
逆にだらしなかったり、小汚い雰囲気が出ているような人であればあんまり人も寄り付かないでしょう。
(3)会話が上手い
会話が上手だと抽象的ですよね。
もうちょっと具体的に言うと、会話の中で相手の特徴を引き出し、それと共通する点で交流を図れる人というのが覚えてもらいやすいです。
相手からすれば同じ特徴、趣味の人であればすぐに「同じ趣味の人」という印象が残り覚えてもらえます。
会話が上手いといろんな引き出しが開けることができます。
上の三つの内容が大体の内容になりますが、こんなの自己主張が苦手な人は難しいと思う人も多いと思います。
そんな控えめな方でも出来る様な名前の覚えてもらい方を紹介したいと思います。
2.名前を覚えてもらう為に今からでも出来ること
会話が上手でトーク力があったり、容姿がいいなどは努力次第であったり、メイク次第である程度整えることが出来ますが、天性の物なので、限界があります。
「それじゃあもう駄目か~」
と思われるかもしれませんが意外とそうではありません。
明日からでも今からでも名前を覚えてもらう為に出来ることはいくらでもあります。
今回は代表的なものを紹介していきましょう。
(1)会話の中で自分の名前を入れることを意識する
自分の名前を会話の中に入れるというのはパッと聞くと
「そんな違和感ある事出来るの?」
と思う人も多いですが、意外と簡単です。
例えば業務をお願いされた時
「君これやっといてくれない?」
「○○が承りました」
とさりげなく自分の名前を入れましょう。
こんな感じで業務をお願いされた時や自分が率先してする時など自分の名前を出して名乗りだすことで意欲的だなと感じさせることも出来たりします。
まず思っておいてほしいのは、自己紹介の一回で名前を覚えることは出来ないという事です。
何度も自分の名前を発することで自然と相手の頭にも「この子は○○君だな」と頭に入っていきます。
まずはインプットの数を増やすことが大切です。
(2)聞き上手を心掛けよう
話の中で聞くことを意識しましょう。
一対一の場面でなくても、新人であれば講習などが多いので、講習などの場面もチャンスです。
ここからさらに聞くことに徹するうえでのポイントについて紹介します。
①笑顔を絶やさない
まずは相手に自分の話を気持ちよく聞いてくれる人と認識させることが大切です。
なので講習中や相手が話をしている時は自然な笑顔が大切です。
※あからさまに違和感のある笑顔は逆効果ですが。
さらに、リアクションや相槌も相手が気持ちよく話しやすいポイントの一つでもあるので押さえておきましょう。
②褒めれるところは不自然でない限りとことん褒めよう
相手が細かくこだわっていそうなところや自分には出来ないと感じたことをしていれば、
「これ大変だったんじゃないんですか?凄いですね!」
という持っていき方でも構いません。
さらに共感や褒め方のさしすせそを実践するのがかなり効果的です。
さ…さすがですね。最高ですね。
し…知らなかったです。
す…すごいですね。素晴らしいです。素敵です。
せ…センスがありますね。
そ…そうなんですね。その通りです。これがかなり効果的なのでぜひ実践してみて下さい!
3.控えめな人でも出来る名前の覚えてもらい方
控えめな人は、あんまり徳をしないような記述が各サイト多いと思いますが、控えめな人はデメリットな部分もあるのは確かな事ですが、メリットになる事は確実にあります。
なので控えめな人の名前の覚えてもらい方を紹介します。
(1)攻め方はじんわりと
印象を残しやすい人は、瞬間瞬間のキャラクターの濃さで勝負します。
「こいつ面白いな」
「同じ趣味だ」
などありますが、確かに瞬間的には控えめな人は勝てません。
ですが、控えめな人はとっつきやすい所やいつ話しても安定したテンションで話すことが出来ます。
話しかけてもらった時がチャンスです。
自分らしく飾らず対応しましょう。
名前の覚えてもらうスピードで行けば勝てる可能性は低いですが、覚えてもらってからの話しやすいのはどっちという戦いになれば確実に控えめな人の方がとっつきやすいでしょう。
(2)ありのままで
目立つ人は逆に、良くも悪くも目立ちます。
「こいつは調子乗りだな」
と思われることもあり、そういう名前の覚えられ方は嫌ですよね。
ですが、控えめな人は自然体で調子に乗らない様に自重しているのでこういう変な障害に引っかかることがありません。
なのでありのままで過ごしていればしっかり覚えてもらえますよ。