高校生や大学生が終わり、就職シーズンが近づいてくると
「働きたくないけど働かないといけない」
「別にこれという働きたい事が無い」
「仕事に対する目標がない」
などいろいろ思うと思います。
世間を見ればまるで「働かない事は悪だ!」と言わんばかりの意見を感じますが、決してそういう訳ではありません。
あなたの働きたくない気持ちは厳密にどう働きたくないのか、なぜ働きたくないのかの理由を知ることが出来れば、あなたに一番適した仕事ややりたいことに巡り合うことが出来ます。
まずは
・何故働きたくないのかという理由の追求
・本当に働かなかった場合どうなるのか?
・新卒になって現実と向き合っていくには?
という角度で紹介していきたいと思います。
1.なぜ働きたくないのか理由を追求!
(1)働くことに対しての不安が大きい
長い目で見るとすごく心配ですよね。
これからの40~50年近くをずっと仕事でやっていけるのか、少しの失敗や嫌なことがあるとすぐに「働きたくないな」という感情も特に新入社員であれば、そういう感情も湧きやすいものですよね。
最初からすべて完璧に出来ればいいのですが、最初から完璧にできるはずもありません。
そもそも少しづつ慣れて少しづつ出来る様になるという事を理解しておけば問題はありませんが、どうしても「完璧にできないと印象が下がる」や「見下げられてしまう」心配の気持ちばかりを湧かしてしまいがちなります。
こういう時は会社の上司や同じ立場を経験してきている人と話すのが一番です。
同じ道を歩んで上司たちは歩んで今に至っているので、どういう気持ちで乗り切ったやこういう工夫をしたなどの対策を教えてくれたり、上司たちもそれから自分の事を心配してくれるようにもなります。
悪い行いではないと思いますが、自分のしていることに対しては邪魔にもなるのでどうしてもその会社を辞めたい場合は、会社の上司には相談しないようにしましょう。
(2)やりたいことがたくさんある
やりたいことにもいろいろ種類があると思います。
「もっと遊びたい」や「もっと勉強したい」という娯楽や勉強という観点もあれば、会社に所属していれば出来ない様な「難民を助けたい」であったり、「外国に学校を建ててあげたい」という夢などのやりたいことなどもあるでしょう。
このやりたい事をするには覚悟を決めて突き進む決心が必要です。
またこのやりたいことに進む場合はリスクを負う事も理解しておかないといけません。
就職はあくまでも世間的に今まで常識とされていたレールに乗っかるだけなので、前例もたくさんあり難しいことではないですが、新しく自分のやりたい事をするのであれば、かなり困難な中をくぐり抜けなければいけません。
現実的に行く妥当性とやりたい事のリスクを天秤にかけて自分の納得の行く方を選択しましょう。
(3)周りの就職する雰囲気に身を任せているだけ
皆が就職活動を一生懸命していると「自分も就活しないとな」と思う反面「本当にそれでいいのか」と冷静に自分を見つめ直している気持ちが「働きたくない」と思っているケースがあります。
こういう人は改めて自分は本当に何がしたいのか考えてみるのもありです。
自分の納得のいかない事をしていても、いつか破綻するのがありがちなケースです。
しっかり自分の事を考えてみる時間を持ってみましょう。
逆にとりあえずやってみることでやりたい事が見つかる事もあります。
考えても思いつかない人はオススメです。
(4)人間関係でいろいろとめんどくさそうだから
学生時代であれば好きな人とだけ関わっていれば良かったのですが、社会人になれば自分が嫌いや嫌な人でも関わっていかないといけません。
世間的な報道や情報などに耳を傾けると上司との兼ね合いや上下関係など聞いているだけでめんどくさい事だらけでやる気も無くなっちゃいますよね。
2.本当に働かなかったらどうなるのか?
(1)別の働き方に挑戦する
①フリーランス
自分のスキルや、使える時間に合わせて仕事を受注し、自分に都合の良い様に仕事をしていくやり方です。
これなら、自分のしたい時に出来、やる気が出ない時はやらないという自分でコントロールして仕事を受注することが出来ます。
またやりたい仕事を選ぶ事も出来るので自分に合わせて仕事をしたいという人にはオススメです。
しかしこれも依頼してもらえて初めて仕事が発生するので、依頼が安定的にあるわけではないという事は理解しておきましょう。
②起業
うっとうしい人間関係ではしたくない、自分のやりたいことをしたいという人には起業が一番オススメです。
全て自分の判断で行うことが出来るので、
「上司の考え方がいまいちでこの人の下ではしたくない」という人やあまり年上の人とのやり取りは得意ではないというのであれば起業も一つの選択肢としてはいいでしょう。
しかし、これも自分の判断で全て出来るのが良いところと悪いところがあります。
自分の判断で会社倒産の危機にも陥りかねません。
またこれも他人に迷惑を掛けたくないというのであれば、雇用人数なども調整できるので自分のやりたいようにしたいのであれば、オススメです。
(2)働きたくないなら自分磨きに!
まだ働きたくないという人は、自分磨きが一番です。
まだまだ勉強したりないという人であれば、大学や大学院、遊び足りないという人には、各所へと遊びに行って感性を磨くことも大切です。
遊んでいるといっても仮にパチンコで遊んでいれば、先に自分のこうあってほしいと思うパチンコ店を経営や設立する為の一助になる可能性もあります。
遊びも充分仕事に変わっていく可能性もあります。
ここで一番大切なのは自分の将来を考えながら時間を使う事です。
自分のしたいことを探しながら自分探しの時間にしましょう。
3.新卒になって現実と向き合っていくには?
(1)まずは現状維持が出来る様に!
働きたくないという事も悪いこととは言い切れません。
「したいことが見つかっていないだけ」
「もっと勉強したい」
など働きたくない理由にもいろんな理由があると思います。
この中でもポジティブな理由はとてもいいです。
しかしただただ働きたくないという人には自分の生活する分だけ稼ぐ働くという事を始めるのがいいでしょう。
先程もありましたが、自分が働くことでやりたいことが見つかる事もあります。
周囲の人からもただ働きたくないから働かないという理由だけでは納得してもらいにくい所があります。
なので現状維持が出来る程度には働くようにはしましょう。
(2)小さな成功体験を積み重ねていこう!
新入社員になって社会人としてやっていけるのか心配という人には小さな成功体験を積み重ねる事が一番大切です。
新入社員の間は初めから完璧に出来ることなんてあるはずありません。
失敗の割合の方が確実に多いです。
だからこそ小さな成功や自分が気付いて実践した事が成功したという事などを大切にしましょう。
そうするうちに次はこうしてみようなどのやりがいなどを見つけることが出来ます。
自分のやりがいに気付くことが出来れば自分の会社も悪いとは感じなくなっていくでしょう。
(3)心の休息もこまめに
どうしても失敗や嫌な事が続くと働きたくないという一時的な気持ちにもなりやすいです。
こういう事は新入社員の時だけでなく社会人になってから継続的に働きたくないという気持ちにはなるものです。
くじけたりつらいことがあるとついつい嫌になってしまうそんなものです。
休日を自分のストレスの吐け口としてプライベートを充実させるのも一つです。
まずは次の休日まで頑張ろうという様に短期の目標を掲げて、それの継続で社会人を続けれているという人も少なくはありません。
頑張る事やつらい事に目が行きがちですが、休憩も大切なうちの一つですよ。