「いるだけで気分が悪い」
「違う会社に移りたい」
と思う様なギスギスとした職場で勤めていないですか?
会社の中にいても、ギスギスとした雰囲気やひどいところでは強い口調での言い合いが絶えない会社もありますよね。
世界的にも日本はギスギスしている環境で勤めている人が多いんです。
それではなぜギスギスした職場になってしまうのか?どうすればギスギスした職場にならないのかを紹介したいと思います。
1.ギスギスしている職場の特徴は?
まずギスギスしている職場の特徴から見ていきましょう。
(1)チームプレーが無い
基本的に会社の業務は一つのPJを皆で協力してこなしていくというものですが、ギスギスした職場は協力というより業務上の最小限の接点しか持たない様にしているところがあります。
確かに様々な人と連携を持てば持つほど、業務上の盲点になりやすいところもありますが、様々な人と協力することでより大きな業務を行うことが出来るというのも事実です。
しかし、この様な雰囲気の職場の人は、より会社を向上させていこうという気持ちや出世欲みたいな物もあまりなく、今自分に与えられている業務がこなせれさえすればそれでいいという安定を求めている人が多いでしょう。
(2)ちょっとした報告相談がしにくい
会社の中に上司に何気ない話は出来るけど、業務の報告や相談をした瞬間に機嫌が悪くなる人はいませんか?
この様な業務的なやり取りがしにくいのもギスギスした職場の典型的な例です。
ギスギスした職場であればあるほど、ミスや失態をした時の報告が厳しく伝えてくる上司の顔を想像すると伝えにくいものですよね。
風通しの悪さも一つの判断基準です。
(3)悪口や陰口、強い口調での会話が多い
ギスギスした職場の最後の特徴としては、先程もあった、ミスや失態した時の報告をすると上司に強く叱られたり、強い口調で上司から指示などがあったりすると、当然の様に部下たちの中ではその上司の悪口や陰口で盛り上がってしまう所があります。
こういう会社の悪いところが多いと何かにつけて難しいところがありますが、確かに両社にも悪い部分があります。
上司の叱り方も強い口調で言ってしまう部分や昔自分が仕込まれた時の根性論の様な感覚を押し付けてしまっている部分があったり、部下側からすれば、上司の言っていることではなく内容を理解しようとしなければ、この溝は埋まる事はないでしょう。
2.職場がギスギスする原因は?
ギスギスしている職場の特徴が分かったところで、なぜ職場がギスギスしてきたのか原因を紹介しましょう。
この原因を知る事で少しでも会社の雰囲気を良くするヒントになったりもします!
(1)情報の共有が足りていないから知らないことが多い
ギスギスする様な環境になったのも自分は自分の事だけしておけばという狭い考え方で仕事をしているとどうしても自分本位の自分の事だけを考えた仕事の仕方になってしまいます。
しかし、普段から会話や雑談がしっかり出来ていればある程度お互いの考え方を理解できますよね。
更にある程度相手がどういう仕事をしていて、どういう仕事の流れで仕事をしているかなどが分かってくると
「こういう事をしたらあの人の仕事が楽になるな」
「ここでひと手間加えといたら」
と相手のことを思いやった行動が発生してきたりもします。
お互いがお互いの事を知っているというのが非常に大切になってきます。
何気ない会話の時間やお互いを知る時間を設けることで雰囲気が良くなっていくきっかけを作る事が出来ます。
(2)協力し合わなくてもやっていけると思っている
自分本位の考え方で会社に勤め自分に与えらえた業務だけをこなすという考え方でいるのであれば協力し合わなくてもやっていけるという風に思っている人も多いです。
確かに、協力し合わなくてもやっていけるといえばやっていけるのですが、かなり考え方にもあまい部分があり、やっていけていない部分があるのも事実です。
会社の人との関係性はかなり長期間になる可能性も高く、更に会社でずっと勤めていても自分本位の勤め方しかしないので会社の利益になりきれていなかったり、もしくは他の社員と上手くコミュニケーションが取れず業務が滞ってしまうという様な状態であれば、そんな社員をいつまでも雇って貰える可能性は非常に低いです。
3.ギスギスした職場にならない様に出来ることは?
ギスギスした職場環境になってしまうのも、かなり管理職だからこそ良くできる内容が多いんです。
根底を辿れば、職務に対して正当な給与や評価を得れていないからあまりやる気が出なかったり、仕事の出来る人が辞職し違う職場に移ることで、残った社員たちが困ったりなど、管理職の立場だからこそ改善できることがたくさんあります。
ですが、平社員からこの様な会社の体制提案などはなかなか難しいところがありますよね。
今回は自分が少し努力するだけで、会社の雰囲気を変わる方法を紹介したいと思います。
(1)会話を増やす
まず自分に出来ることとしてはいろんな人との会話を増やすことです。
様々な人と会話をしていれば、少なくとも会社の中の雰囲気が大きく変わらなくともあなたから見える景色は変わるはずです。
以前まで苦手意識を持っていた上司に対しても
「この人は不愛想な対応をしているが、話してみると意外と優しい所が多い」
という様な発見があったり、愛想よく話しかけ続けていると相手からも話しかけられるようになり、ギスギスした会社の中で唯一と言っていいほど楽しんで過ごせるようになってきます。
またうまく雰囲気が広がっていけば、その会話の中にいろんな人が入ってきたりと楽しそうな雰囲気の広がり方次第ではかなり雰囲気を変えることが出来ます。
最初の少しの勇気だけで雰囲気を変えることが出来るかも知れないので、挑戦してみて下さい。
(2)愚痴が始まったら違う話題に変える
部下が上司の愚痴を言う瞬間が会社の中にいればよくある事だと思いますが、この愚痴を言わせておくのも非常によくありません。
大概愚痴を言われている本人もだれがどういう愚痴を言っているかというのはうすうす感づいたりします。更にもしその愚痴が聞かれていたりした場合にはよりギスギスとした職場になってしまう可能性も非常に高いです。
なので、愚痴を言わせておくこともあまり良いことではありません。
もし自分がその会話の中に参加しており、愚痴の話になった瞬間に話題を変えたり、話をそらしたりする方が今後の関係を考えてもいいでしょう。
話題の替え方としては、
「全然話変わりますけど、僕最近○○にはまってて~」
という風に自分の話をし出したり、相手が得する様な情報を伝える方が相手からしてもメリットがあり食いつく可能性が非常に高くなります。
更にあなた自身の話をすれば、誰も悪評価についての話をすることなく、うまくその場を乗り切る事が出来ます。
あからさまな話の替え方かも知れませんが、「どうしてもこの話をしたくて~」という風に自分のせいとつくろえば相手からしても違和感が無くなります。
愚痴の話をさせていてもどんどん雰囲気が悪くなる一方です。気を付けましょう。
4.最後に
いかがでしたか?
ギスギスした職場でずっと勤めていても、気分が晴れることはほぼ確実にありません。
何かしらの努力をするかいっその事転職してしまうかしかあなたが報われる方法はありません。
少しでも良い人生を送る為にまず簡単ないろんな人と会話をするところから努力してみてはいかがですか?
以 上