「この人今謝る場面なのに全然謝る気ないわ~」
「むしろお前が謝れよみたいな雰囲気出してるしヤバいな~」
って職場で思う事はありませんか?
よくミスやトラブルから、その当事者が周りに迷惑をかけているのに、謝罪を何一つしなかったら一緒の職場で勤めている人にもストレスやイライラが溜まってしまいますよね。
そして、良くあるめんどくさい人のパターンでは謝らないだけではなく、プライドや自尊心が高いことから自分のミスを認めずに他人になすりつけるという事も職場ではよく起きがちです。
「謝るだけなのに」
と周りの人は思いますが、こういう謝れない人謝らない人には特徴や性格上の問題もあるんです。
今回は
- なぜ謝れないのか?
- どうしたら謝ってくれるのか?
- 自分への影響を減らすにはどうしたらいいのか?
について紹介したいと思います。
会社にいればこういう問題は日常茶飯事です。
極力ストレスフリーでいく為にぜひ見て下さいね。
1.何で謝れないの?
まず、何で謝れないのかを見ていきましょう。
(1)プライドが高すぎて間違いを認めれない
謝れない人は、プライドが高すぎて自分のミスを他人のせいにしてしまいがちです。
誰が見ても
「これは○○さんが悪いでしょ。皆に謝った方が良いんじゃないですか?」
と伝えても
「でも、ここでこうしてくれてたら起きなかった」
などの言い訳をしてくるので、全く自分のミスや失態を認めようとしません。
謝るという事は非を認めるという事ですが、
「自分が間違えたという事を公表するのと同じ」
という感覚が謝るという事にあるので、そんな恥ずかしいことは出来ないという風に思っています。
(2)自分の責任を認めたくない
謝ることで、ミスやトラブルを自分の責任と認めてしまいます。
自分の責任と認めることで、職場の中での圧力や処罰が自分に掛かると思っているので先のことを考えてあえて、
「謝罪しなくてもうやむやに出来るでしょ」
と思っているので、責任感もありません。
もちろんミスやトラブルを起こしてしまった人はその対処ぐらいは当人がすべきと会社や職場では誰しもが思う事ですが、このタイプの人は自分の責任と認めず、周りにも責任があると強く思っているタイプなのでこういう人とかかわると非常にストレスが溜まりますね。
(3)謝る場面だと気付いていない
上の2つはあえて謝っていないパターンですが、このパターンは本当に気付いていない超鈍感タイプです。
職場の業務や仕事の流れを正確に把握しておらず、これは自分のミスで起きた事という事や、誰が謝るべきタイミングなのかを全く理解していません。
一緒に仕事をしている職場の人からすれば、こういうどんくさい人と一緒に仕事をしているとイラっとしたりしますね。
2.謝らない人はどうしたらいいの?
場面によっては、
「ここは謝った方が紳士的だな」
という場面や
「今は何としても謝らなければ取り返しのつかないことになる」
という場面もありますよね。
状況によって対策を使い分けましょう
(1)自然な流れで謝ってもらいたい
謝った方がいいという事が分かっていても人に
「謝った方がいいんじゃないの?」
というストレートな一言はなかなか言いにくいのが想像つきますよね。
なるべく自然な流れで本人が謝った方が良いと判断できるように気付かせるやり方を紹介します。
①悪いところを気付かせて謝罪を促す
これは少し意図的な所はありますが、謝らないといけない当人に対して、
「あれって結構迷惑かけたのかな?○○さんと○○さんが処理に追われてるのかな?」
という様な感じで、あくまでも謝った方がいいという一言は言わずに、自分の犯したミスによってどれだけの人がどれほど手を煩わせているのかを考えさせる事で、
「これはさすがに謝らないといけないな」
と思わせるやり方です。
なるべく謝った当人から自然な会話の流れで
「謝った方がいいのかな?」
という言葉を発する様に誘導していきましょう。
②自分が先に謝ってみる
自分がその処理や困っている人に謝りに行きましょう。
一見筋違いにも見えますが、ポイントは謝らないといけない当人が見えるところで、聞こえる様なボリュームで
「私も近くで見ていながら気付かなくてすみません」
という様な形で、第三者的に自分にも出来ることがあったのに申し訳なかったという事を当人にも聞こえる様に伝えることがポイントです。
謝らないといけない当人からすれば
「全然大したことないのに謝っていたら自分も謝らないといけないのかな」
と思ってくれる可能性が高いです。
③放置して様子を見る
少し自分から行動を起こしにくいという人は、少し放置して当人に動きが無いのか確認してみましょう。
全く気にせず、謝らない人もいますが、中には、心苦しそうな雰囲気をしていたり、悩んでいる様な感覚が感じ取れたら、謝りに行った方が良いのかどうなのかについて悩んでいるケースもよくあります。
こういう時は話を聞いてあげるだけで、謝ろうと行動に移してくれる時もあります。
自分から動いていていくのは難しいという人はまずは放置です。
(2)どうしても謝らせたい場合
謝らなければ会社の立ち位置的に危うかったり、相手の身を思うと今はどうしても謝るべきというときはあります。
そういう時は半ば強引ではありますが、行動してあげましょう。
①謝ってと伝える
ストレートに「謝って」と伝えましょう。
本気で何処が悪かったのか謝るべきポイントなのか気付いていない時もあります。
具体的に何処が悪かったから、○○さんには謝った方がいいという事を具体的に伝えてあげれば、気付いて即行動に移してくれる場合もあります。
ここで気遣いからあえて遠回しに表現したりすると、理解しにくくなってしまうので率直に伝えましょう。
しかしプライドが高いタイプの場合逆ギレをしてくる可能性があるので、その人の正確には要注意してください。
②一緒に謝りに行く
謝ることに抵抗があるのであれば、一緒に謝りに行きましょう。
感覚的に、
「何で私だけのせいなんだ!」
と思っている場合が多いので、痛み分けではないですが、あなたが一歩大人になってリードするように一緒に謝りに行ってあげましょう。
当人も謝り慣れていないというところはあるので、迷惑をかけた相手に謝りに行きましょう。
3.謝らない人が許せない気持ちを抑える方法
自分の部下や同僚であれば、一緒に謝りに行ったりできますが、上司などであれば謝った方がいいという事は非常に伝えにくい内容です。
かと言って放っておけば自分の気持ちにもストレスが掛かってくるので相手伝えることが出来ない場合の自分の治め方について紹介します。
(1)謝れない事情があるのか考えてみる
謝れない相手にはただ自分のプライドを守る為だけでなく、何かしらの事情があるのかも知れません。
当人がなぜ謝らないのかを考えてみるのも一つです。
人間道徳的には謝った方がよくても社会的な立ち位置として不利になるなど様々な目に見えない条件が働いていて、総合的に判断すると、さらっと「悪かったね」で終わっている事もあります。
改めて相手の立場を含めて考えてみましょう。
(2)距離を置く
距離を置くというのがあなたもストレスを感じない様にする為の一番の方法です。
近くにいてしまうと自分に出来るところは変えなければ感じ方は変わらず、ストレスも掛かり続けます。
謝ることが出来ない様な人の近くにいても、良いことはありません。
この際、上司に相談して移籍などの相談をしてみるのも一つです。