部下の中にも
「こいつダメだな~」
「こいつとは一緒に仕事したくないな~」
「営業一緒に周りたくないな~」
という部下がどこの会社にも一人はいますよね。
悪い奴じゃないんだけど性格がという部下もいれば、一生懸命しているんだけど空回りばっかりという部下もいて、使えない部下にもいろいろタイプはありますよね。
今回はどういうタイプは自分は使えないと感じるのかやどうすれば会社に貢献できる使える部下になるのかを紹介したいと思います。
今までマイナスの様な扱いを受けていた部下があなたの指導によって会社のいなくてはならない人材になる可能性もあります。
必見です!
1.使える部下と使えない部下の違いは?
(1)使える部下は仕事をやりきる。
使えない部下は仕事をやりきれない。
一番最初は責任感の違いです。
出来ない部下はどこか学生気分というか仕事に対してのしまりがありません。
業務でも難しくなったり、展開的に厳しくなると
「別に出来なくても謝れば済むしいいか」
と簡単にあきらめてしまうのも最近の若者には多いです。
お願いされた業務を責任を持ってやりきれるなら業務を振る側としても安心して業務を任すことが出来ますよね。
まず大事なのは責任感があるかです。
(2)使える部下は自分の失敗を認めれる。
使えない部下は失敗を責任転換する。
使えない部下は、失敗を認めません。
自分のメンツが汚れたり、業務上ミスをする奴というレッテルを貼られたくないので言い訳や屁理屈を並べて、とことんミスを認めたりしないでしょう。
ですが、使える部下は自分の失敗はしっかり認め今後同じミスが起きない様に反省します。
なので出来る部下は同じ失敗を何度もしません。
しかし、使えない部下は自分のミスでも
「あいつのせいで」
と人のせいにばかりするので失敗から学ぶ意識がありません。
なので同じ失敗を繰り返してしまいます。
人のせいにする部下がいる場合は、確実に失敗してくるので、同じ失敗をまだしていない人も注意しましょう。
確実にやりますよ!
(3)使える部下は雑用もする。
使えない部下は雑用を嫌がる。
使える部下は雑用もしっかりこなします。
営業が伸びている会社は社長がトイレ掃除をしているという様な話は有名ですが、こういう出来る部下も後輩が出来ても、雑用をさりげなくこなしてくれる時だってあります。
出来る部下は、会社から雇われている身として仕事を選り好みしません。
なので雑用でも他にやる人がいなければしっかりこなします。
しかし使えない部下は、
- 他のことで注意散漫
- やる事が根本的に遅い
- 仕事を選り好みしている
などの理由で雑用をしないでしょう。
雑用も会社の誰しもが下っ端を経験して昇進していっている訳ですから、雑用をちゃんとやっているかやっていないかくらいはすぐに分かりますよね。
(4)使える部下は話をしっかり聞く。
使えない部下は話を聞いているふりをする。
使える部下は、業務の話であれ、プライベートの話であれ、聞いた内容を自分にどう活かすかという角度で人の話を聞いています。
なので具体的な質問や疑問などが湧きやすくいろいろとその場でも質疑応答が出来ますが、使えない部下は上司などの話であっても「はいはい」という程度で適当にあしらったり空返事が多く内容を理解していない時も多くあります。
何なら聞き返してくることもありますよね。
上司からすれば同じ説明を何度も何度もするのは非常に面倒ですよね。
(5)使える部下はコミュニケーションを取るのが上手い。
使えない部下は全くコミュニケーションを取ろうとしない。
先程の話をしっかり聞くの続きになりますが、上司や先輩と親密な関係になっておけば、より濃度の濃い話や会社のリアルな話を聞かせてもらえることを理解しています。
なので上司や先輩との関係性を良好に保つことも非常に得意です。
ですが、使えない部下は必要最低限の会話しかせずそれ以外のところでは、全くコミュニケーションが多いです。
本人の中で、業務とプライベートは割り切っているという認識でその様な態度を取っているケースが多いですが、このドライさがマイナスになっていることに気付いていないので最低限のコミュニケーションしか取りません。
他にも
- やる気がない
- 社会常識がない
- ネガティブ思考
など
「使えないな~」
という以前に
「こいつ全然やる気ないな~」
という部下もいますよね。
そんな手をやく、使えない部下をどうすれば良いのかを次から紹介します。
2.使えない部下の指導の仕方!
(1)出来ないと思うところに合わせて指導する!
「出来ない部下を育ててあげたい」
という気持ちや
「何とかして面倒見てあげたい」
という良心的な気持ちがあるなら、その部下の出来ないところに合わせて指導してあげるのが一番でしょう。
「そんなの簡単には出来ないしょ」
という風に思われる方も多いと思いますが、出来ない部下にはある一定のタイプがあります。
そのタイプに合わせて指導してあげれば何の問題も無く簡単に優秀な部下に化けます。
良き上司、育成に長けた上司でありたいなら、ぜひ下の【3.使えない部下のタイプ別で効果的な指導法】を見ていって下さいね。
(2)手に負えないと思ったら距離を取る
「面倒を見てあげようと思ったけど、手に負えない」
と思ったら、業務上で接点を持たない様にするのも一つの方法です。
業務の相性やどうしても性格の相性が悪いケースだってあります。
相性の悪いままずっと一緒にいても自分たちにとっても関係は悪化していく一方ですし、業務の効率ももちろん良くなるはずがなく、会社としてのデメリットしかありません。
距離が取れるのであれば距離を取りましょう。
(3)人事や自分より上司に相談しよう。
先程の様なパターンで出来ない部下との性格的な相性も悪くどうしても業務の接点上距離を取れないのであれば、人事部や自分の直属の上司に相談してみましょう。
会社としても利益に繋がらない配置になっている場合は無視が出来ません。
愚痴を言ったり逃げる様な選択という訳ではなく、あくまでも会社の利益に繋がらないという角度で提案してみましょう。
3.使えない部下のタイプ別で効果的な指導法!
(1)モチベーションを上げるように仕向ける
ネガティブであったり、やる気が無い様な部下はまずはモチベーションを上げてあげないと仕事の効率も出来る部下になることもありません。
基本的に、会社の中でも下の方が立ち位置の部下などは一般的に面白くないと思われている雑用などをやらされがちです。
こういうネガティブな人には、やっているだけでネガティブな部下が楽しい作業をさせてあげるか、もしくは、主体性を持って1から計画出来る業務などで結果が分かりやすく見える業務をさせてやりがいを持たせて楽しんでもらうのどちらかがいいでしょう。
また業務を変えてあげることが難しいのであれば、今している業務のフィードバックをしてあげるだけでも効果てきめんです。
「この業務この前○○さんがすごく丁寧って言って褒めてたよ」
など些細な事でも他人が褒めていた様な事は伝えてあげるだけでかなりモチベーションも上がります。
モチベーションが上がれば、自然と自信もつき業務もやる気を持って取り組んでくれやすくなります。
(2)業務の中での確認を増やす
話を聞いていない、コミュニケーションが少ないという部下の場合は確認を多く取った方がいいでしょう。
話を理解していなかったり、コミュニケーションが少ない人に限って、言葉足らずで指示を理解しきっていなかったり、ミスが起きがちです。
なので、業務の中で確認を増やすためにまずは業務を始める前にどの段階で確認するか事前にすり合わせてから業務を始めましょう。
どのタイミングで確認するかを決めておけば部下からしても報連相の感覚を自分の感覚で行わずに上司とすり合わせた感覚で行うことが出来、仮に話が口違いがあった場合でも細かく確認しておけば軌道修正出来る場合がほとんどでしょう。
おっちょこちょいであったり、言葉数の少ない部下であってもしっかり確認するタイミングが決まっていれば行き違いも最小限で済みます。
まずは確認のシステムからです。
(3)しつこく注意し続ける
仕事がやり切れない、社会常識がない、人のせいにするという部下は基本的に、社会人というものが理解できていません。
どこか部活の延長線上の厳しさくらいしか社会の厳しさを理解していないことがほとんどです。
なので、口うるさい上司という風に思わるかも知れませんが、しっかり育ててあげたいという愛情を持って指摘していれば次期に
「一番面倒見てくれる上司」
という認識になる可能性の方が高いです。
愛情を持って最後まで面倒を見てあげて下さい。
部下が育つ叱り方はこのサイトを参考にしてみて下さいね!