
「気付いたらにいなくなってる」

「何回トイレ行くんだよというかトイレめちゃくちゃ長いな」
という人があなたの部下にもいないですか?
なかなか頼んだこともしてくれてそうな雰囲気もないし、どうすればちゃんとしてくれるんだろうと上司であれば一つの悩みの種でもありますよね。

「この部下はほっとこうかな」
という気持ちが湧く人もいると思いますが、この部下一人のサボり癖が周りに影響したり、サボり癖を直すだけで自分の業務を手伝ってくれる様になったり、サボり癖は直しておくのが一番です!
今回はどうすればサボり癖は治るのか?
どうすれば真面目に働いてくれるようになるのか?
を紹介したいと思います。
1.仕事をサボる人の特徴
仕事中にサボる人はなぜサボりたくなるのかその心境から理解していきましょう!
(1)仕事が嫌い
根本的にですが、仕事が嫌いです。
就職理由も、生活に困らない程度の給与と社内での待遇があったからという程度の入社理由の人も多いと思います。
こういう仕事に意欲の無い人は特にゆとり世代の特徴として多く、ゆとり世代の人は、リーマンショックや東日本大震災などの経験から経済が不安定な時期を過ごしてきているので、安定して幸せな生活が出来ていればそれ以上は望まないという人が多いです。
なので仕事に対する意欲も特別なく、出来れば何もしたくないというのが本音でしょう。
(2)自制心が無い
自分の欲求に対してセーブする能力がありません。
例えば、仕事中であってもはまっているスマホゲームなどの時間帯別のイベントがあれば、隠れてしていたりします。
そしてひどいのは、どんどんサボり癖は歯止めをかけないとひどくなっていくというところで、放っておけばで仕事中のサボる時間はどんどん多くなっていくでしょう。
また、こういう人は仕事以外にもダイエットや努力したいことなどが自分の好きなこと以外の場合は全く継続出来ません。
好きなことは思いっきりできますが、好きなこと以外は全く継続出来ない性質があります。
(3)責任感が無くやる気がない
サボり癖のある人は、この仕事は自分がやらなくても誰かがしてくれるという風に思っている人が多いです。
なので積極的に仕事をこなしたり、前向きに提案や改革などをしていくタイプはほとんどいないでしょう。
この人たちの仕事への向き合い方は頼まれた最低限の仕事だけをこなすそれだけです。
(4)実は仕事が出来る
責任感の無い人は多いですが、自分に責任が掛かっていると思うと確実にこなします。
こなすというよりも他の人よりもサボる時間、だらだら出来る時間を的確に見つけて、仕事を要領良くすることが出来るので、新しい業務の仕方や仕事の進め方を見つけてくれる時もあります。
また早く業務が終わった場合は、次の仕事が振られないように業務をやっている振りをしながら、スマホをいじっていたり動画を見て遊んでいることも多いので、実は仕事が出来るというのは確かでしょう。
(5)自己中心的
自己中心的で周りのことをあまり考えていません。
「この業務をしておけば他の人が楽になる」とか「こうしておけばあの人が喜ぶ」という事を考えないので、自分の利益になる様な動きしかしないでしょう。
なので周りにいる人が面倒な事を回されることも非常に多いので周りにいると大変です。
(6)学生気分が抜けていない
新入社員の人に特に多いのが、学生気分が抜けていないのでサボるという人が多いです。
仕事を授業と同じ様に捉えている人もいるので、仕事などもトイレ抜けや研修中の新入社員とおしゃべりしがちです。
2.仕事のサボり癖を直す対策‼
(1)注意する
一番簡単に出来ることは注意する事です。
新入社員や部下の中には自分がサボっているのがバレていないと思っているケースもあります。
気付かせてあげるのも上司の仕事のうちの一つです。
またひねくれている後輩であれば、注意すれば余計にバックレたり、サボる時間を長くしたりする事もあります。
なのでサボる事を相手を少しいじる程度のネタとして今後も言い続ければ相手もサボりにくくはなるでしょう。
(2)仕事に楽しみを持たせる
根本的に仕事に楽しみを感じていないという事が一番の問題でしょう。
達成感ややりがいのある仕事を任せてあげるのも一つです。
最初はだるそうに取り組みますが、そのPJが成功に終われば、成功体験を徐々に積み重ねていくことで向上心も培われていきます。
簡単な成功実績を積ませて仕事をより楽しみに取り組んでもらうことも必要です。
(3)期待や信頼を伝えてあげる
こういうサボり癖のある人たちは、周りにも要領よく自分のことだけ進めることを考えているので、周りからあまり仕事などでも信頼されたり期待して任されたりした事がありません。
なので逆に信頼や期待を伝えてあげましょう。
この子達も、信頼や期待を直接伝えられたりしたことが無いので

「この人は僕に期待してくれている」

「この人は自分のことを良く思ってくれているから手が抜けない」
という感じで、サボり癖が無くなるだけでなく、信頼関係もさらに築き上げれるので良いことづくめです。
私もあまりやる気が無い様な後輩には基本的にこの対応をしていますが、私の前でサボる人を見たことがありません。
ぜひ試してみて下さい!
(4)報告を義務化する
サボらせないためには、「自分は見られている」「管理されている」という感覚になっておいてもらうことも大切です。
なるべく細かく業務の進捗やその日の仕事は何でどこまでするかを逐次報告させるシステムにしておけば、部下もあからさまに半日で終わる様な事もだらだらすることで1日掛けるという事も出来ません。
管理されている感覚になってもらう為にも報告を義務化する事も大切です。
(5)スケジュール管理をする
報告のもうワンステップ上がスケジュール管理です。
例えば「10時までに今の業務を終わらせたら12時までにこの業務をして」という様な形で、細かいタイムスケジュールと業務を延々と振り続けていればサボる時間もありません。
むしろ追われる感覚で全く余裕も無くなるでしょう。
(6)仕事の内容を短期で変えていく
これはその新入社員や部下の要領の良さを活かしたやり方で、短期で半年や1年程度で各所に短期的に出向に出すことで、その部署やPJの業務の簡単なやり方や新しい発想を持っているので進みやすくしてくれることだってあります。
サボるという事もサボれるだけの余裕があるという事なので要領の良さは間違いないでしょう。
この要領の良さを各所に短期的に廻ることでどんどん発揮してもらいましょう。


